ヴァーサー・クーラーがどんな小さな戦闘や抗争も禁止する徹底した停戦日、「フィシスの安息日」。すべての魔族が武器を置き、教会騎士たちも警戒を解く。しかし、その平和の裏では安息日を利用しようともくろむ者たちの思惑が仕掛けられていた。
前回の安息日、魔族たちの固い守りに阻まれ足踏みし、夢見ヶ丘の神殿学園に到達直前で堕されていった先代のハロたちに続いて、新しく任命されたハバネロ使いのハロはこの安息日を利用して夢見ヶ丘学園の騎士たちと合流しようと乗り込んでいったが、謎の予言者に作戦を察知され失敗、ヴァーサー・クーラーに捕まり安息日の罪を受けていた。
マリアたち神殿学園の騎士たちも心休まるフィシス安息日をひそかに心待ちにしていた。そんな中、主人公に「気ヲツケロ偽リノ、ハロ」という脅迫状が届く。
主人公だけは安息日を目前に浮かれる騎士たちを尻目に、脅迫状の犯人探しを始める。ペッキンコッキンの紹介で、安息日破りの追放の罪から一時的に解かれていた元フィシス幹部を名乗るボッキンという魔族の予言の力を頼るため、学園地下の捕囚たちの下へおりる。
しかし、お互いの文化の違いからあらぬ誤解を生み、ボッキン率いる捕囚たちとの戦闘に巻きこまれた主人公たちは、マリアとアクガリたちの助けを借りて捕囚たちを撃破する。主人公はボッキンのかつての安息日の罪の許しをヴァーサー・クーラーに掛け合うことを約束してボッキンの予言の力の協力を得ることに成功する。
ボッキンは周りの騎士の中にヴァーサー・クーラーの悪事の片棒を担ぐハロの秘密を知るものがいると推測。仲間に犯人がいるという予測に納得できない主人公は騎士たちの潔白を証明するため、模擬戦闘を提案、ボッキンがその間にソーサリィを素材に予言を行い犯人を特定する作戦になる。
予言の結果から騎士たちの中に犯人がいると断定された主人公は、ボッキンこそが自分を陥れようとしている犯人であるとして突き放す。一人で犯人探しを再開した主人公に近寄る真輸と名乗る少女。妙な態度から真輸こそ脅迫状を送った犯人であると確信した主人公だが、真輸は周囲を利用して言葉巧みに安息日に浮かれる学園に入り込んでくる。その様子を見ていたサリスマリスは・・・
歌入りオープニングアニメーションムービー
冒頭には、シリーズ初の歌入りオープニングアニメーションムービーの演出があり、呪い仕掛けな女神たちの世界観をもっとお楽しみいただけます。

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